kegoya けごや

2014.12.13~12.21
東京・西荻窪『364』「稲展」に参加します。

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『~雨宮ゆかの正月飾りと祝いの器~

季節の移ろいを感じ
さりげなく日々の暮らしに彩りを添える花を生ける雨宮ゆかさん。
この展示会では雨宮さんに稲で
お正月飾り、来年の干支、羊を編んでいただきました』364HPより

出品者:福田敏雄 (漆)
安江かえで(陶器)
熊谷茜〈kegoya〉(かご編)

わたしは家で採れた稲わらを使って、

韓国で出会ったわら細工の本に載っていた吊りかごを編みました。

縄文時代に出土したヤマブドウ樹皮細工の縄文ポシェット。

人が「編む」ことで手にしたはじめの繊維は樹皮でした。

弥生時代、稲作がはじまってからはわらという繊維が手に入るようになり

そこから長い長い時間をかけてわら細工が発展しています。

樹皮細工、つる細工より難しいなと感じるわら細工。

でも部屋にひとつあるとほっとするわら細工。

ぼさぼさ感とあったか感と、きゅっきゅっと編まれた編み目の流れの美しさは

わら細工ならではです。

おばあちゃんになるまでいろいろ編めるようになりたいです。

364 HP