2014.12.23
2014.12.23~12.28
東京・西荻窪『364』「らいねんはお正月休みます。」 に参加します。
kegoyaからも自家製のものお届けします。
切り餅→有機無農薬栽培したお米で作りました。
きな粉→有機無農薬栽培した大豆を薪ストーブで香ばしく煎り、自家製粉にしました。
玄米ぽん煎→玄米の風味豊かなぽん煎です。
子どものおやつに、お茶うけに。
スープや汁物に入れてもばらけておいしいです。
あんかけをかけたりと、いろいろなお料理にもどうぞ。
みなさんのゆっくりしたお正月、お手伝いできるようにがんばったので
家もゆっくりしたいと思います。
2014.12.13
2014.12.13~12.21
東京・西荻窪『364』「稲展」に参加します。
『~雨宮ゆかの正月飾りと祝いの器~
季節の移ろいを感じ
さりげなく日々の暮らしに彩りを添える花を生ける雨宮ゆかさん。
この展示会では雨宮さんに稲で
お正月飾り、来年の干支、羊を編んでいただきました』364HPより
出品者:福田敏雄 (漆)
安江かえで(陶器)
熊谷茜〈kegoya〉(かご編)
わたしは家で採れた稲わらを使って、
韓国で出会ったわら細工の本に載っていた吊りかごを編みました。
縄文時代に出土したヤマブドウ樹皮細工の縄文ポシェット。
人が「編む」ことで手にしたはじめの繊維は樹皮でした。
弥生時代、稲作がはじまってからはわらという繊維が手に入るようになり
そこから長い長い時間をかけてわら細工が発展しています。
樹皮細工、つる細工より難しいなと感じるわら細工。
でも部屋にひとつあるとほっとするわら細工。
ぼさぼさ感とあったか感と、きゅっきゅっと編まれた編み目の流れの美しさは
わら細工ならではです。
おばあちゃんになるまでいろいろ編めるようになりたいです。
2014.10.25
2014.10.25~11.3
神奈川県・三崎『sol』「joint extibition kegoya × Kazumi Kato」
器のかとうかずみさんとふたり展をおこないます。
solさんの蔵を改装したあたたかな空間は中が木の造りで
山形で見るけごやと似ているな、と感じました。
冬に向けた耐熱皿に受け籠を編んだり、
取っ手を付けたかごで受けたら
蕎麦ちょこがコーヒーカップのようになりました。
外せばどちらにも使えて、かごの方も小物入れになります。
ふたりのコラボ作品も少しですがお楽しみください。
タイミングが重なって牡鹿のお母さんたちの編む
フィッシャーマンズ・ニットの受注会も行います。
冬をあたたかく過ごせるように、
岬の先端に位置する三崎にワンデイ・トリップぜひお越しください。
*今回も、育児中のため少ない点数での展示となります。
作品は会期中展示させていただき
会期終了後のお渡しになりますことご了承ください。
HP:sol HP
2014.07.07
2014.7.7
「カゴアミドリのかごの本」 著伊藤征一郎・伊藤朝子(マイナビ刊)「かごにまつわる人の話」でkegoyaをご紹介いただきました。
世界のかごや日本のかごが詳しく紹介され、
かごのある暮らしも紹介され、かごがあちらにもこちらにも、
暮らしの一部になっています。
自然に近いところで時間と手をかけて生まれるかご。
暮らしの中で使われていくのは、
自然素材で「空間」を作っているだけのものだから。
自然素材はやさしく、
空間は雑多なものを吸収してくれる。
無数の柱があって、編み進めて面と立体を構成する。
小さな構造物だと思いませんか。
自然もすごいけど人もすごいね。
世界中、日本中の作り手さんへのエールも感じる本です。
HP:世界のかご カゴアミドリ
2014.04.25
2014.5.3(土)~10(土)
東京・吉祥寺『gallery feve』「かご展」に参加します。
今年も数点ですが参加させていただくことになりました。
日本各地のかご、いろいろな素材のかご。
『南のあたたかい地域は自然素材が鬱蒼としていて発達した。
北の雪に囲まれる地域は冬の時間が長くて発達した。』
という説を何かの本で読んだことがあります。
かごを見ていると暮らしの背景まで想像が飛び楽しくなります。
HP:gallery feve
2014.02.03
2014.3.15(土)~19(水)
茨城県結城市『generaL STORE』「kegoya 納屋展 」
木小屋 けごや 納屋
山形県置賜地方では納屋のことを
けごやと呼びます。
木小屋がなまった言い方と思われます。
「けごやに行ってくる。」
「のこぎり、けごやにあったと思うけどな。」
山形に来た最初の頃、よく耳にひっかかる言葉でした。
農機具置き場や車庫を兼ねたりもしますが
昔は15歳になる頃に縄ないやぞうり編みなど
藁仕事を覚えた場で、それは成人の儀のようなことだったそうです。
木小屋には夏に採った草やつるが乾燥してあり、
冬にむしろやかんじき、笠、ざるなどを作ります。
夏はむしろに広げて干されたわらびやぜんまいが急な雨から
さっと入れられる便利な小屋。
秋には畑のじゃがいもや大豆が収穫されて干してあります。
山菜の塩漬けの木樽がたくさん並んでいたり、
雪国の冬を過ごす知恵がたくさんありました。
わたしにとって印象深い、納屋。
自然と人の間にあって
世代と世代の間にもあって
いろいろなものが紡がれていきます。
generaL STOREさんの納屋は
どこかフランスの田舎にあるような納屋です。
誰かの暮らしの跡を感じる納屋で
かごにも出会ってもらえますように。
*generaL STOREさんのご好意により
育児中のため少ない点数での小さな個展ですが
開催させていただくことになりました。
作品は会期中展示させていただき
会期終了後のお渡しになりますことご了承ください。